※中古ロードバイクのネットショップの中から”選べる商品点数がある”ショップを厳選しています。
※筆者が調べた上で実際の掲載に基づいた情報をまとめさせて頂いた記事です。
※優劣をつけるランキングではございません。
この記事ではインターネットで中古ロードバイクを販売している・購入できるショップ5つの特徴を紹介しています。
また中古を購入する場合のメリットやデメリットも紹介していますので、中古ショップを探している方、新品か中古どちらを購入するか迷ってる方はご参考にご一読下さい。
はじめに各ショップの主な基本情報
ショップ名 | 取扱点数(※1) | 支払方法 | 送料(※2) | 返品(※3) |
---|---|---|---|---|
クラウンギアーズ | 17,794点 | クレジット 銀行振込 ショッピングローン | パーツ(小):500円〜 完成車:16,000円〜 | ✕ |
サイクリー | 19,851点 | クレジット 銀行振込 コンビニ決済 ショッピングローン AMT支払い | パーツ(小):880円〜 完成車:7,095円〜 | ✕ |
サイクルパラダイス | 9,024点 | クレジット PayPay AmazonPay 銀行振込・代引き | 無料 | ✕ |
バイチャリ | 3,090点 | クレジット AmazonPay 銀行振込 コンビニ決済 ショッピングローン | パーツ(小):700円 完成車:6,500円 | ✕ |
ビチアモーレ | 4,690点 | 銀行振込 ショッピングローン | パーツ(小):1,000円 完成車:8,000円〜 | ✕ |
(※2)[〜]表記は配送地域により送料は異なります。
(※3)全店原則返品は受けていませんが、販売店側に責があるような商品不備はその限りでは無いようです。
もくじ
クラウンギアーズ
今回紹介している5つのショップで唯一上場企業が運営しているのがクラウンギアーズです。同会社のカメラを専門に扱うマップカメラも有名です。
販売点数も1万点を越え”選べる”ショップとしてロードバイカーにとっては重宝する中古取扱店です。
アフターケアのサービスもあり、自身で調整できない箇所などは依頼でるサービスがあるのは安心です。
クランギアーズの特徴
- 上場企業が運営している。
- 店舗は東京都渋谷区に1店舗
- 1万5千点以上の取扱品数で業界最大級
- 商品により実物の確認が可能。
- 有償のアフターケア&修理サービスがある
- 会社自身でPL保険に加入している。(>>PL保険についてはこちら)
- ショッピングローン48回払いまで金利0%
サイクリー
1万点を超える品揃えでクランギアーズと並び日本で最大級規模の中古ロードバイクの販売ショップ。
全国に9店舗を展開しており、実物が直接手に取れるのが魅力的です。(在庫保管店舗による)
パーツの交換サービス等もあるので自身でメンテナンスが出来ない方は安心です。
サイクリーの特徴
- 全国主要都市に9店舗展開している
- 1万5千点以上の取扱品数で業界最大級
- パーツ交換、フレームからのバラ組みサービスがある
- 毎週水曜は送料が半額
サイクルパラダイス
WEBサイトでも紹介されてるたくさんのロードバイク、パーツ等が陳列されている倉庫は圧巻です。
スタッフの方たちのロードバイクに対するこだわりや情熱を感じるショップです。
基本送料が無料なのも魅力的で販売点数も9,000点以上と豊富なラインナップ。
サイクルパラダイスの特徴
- 登録者数2万8千人(※1)のYou Tubeチャンネルを運営。購入検討者にとって有益な情報も発信
- 東京都、大阪府、山口県に3店舗
- 完成車は現地で見る事が可能。購入はインターネット経由のみ
(※1)2022年9月30日時点の登録者数です。
バイチャリ
紹介している5つのショップの中で実店舗数が一番多いショップです。
商品の検索機能として「身長」や「価格」等の項目があり、こだわりの検索も可能なので利用者にとってはありがたい機能を実装しています。
バイチャリの特徴
- 全国に22店舗
- ネットショップの検索項目が豊富
ビチアモーレ
You TubeやSNSの発信が魅力的で、ロードバイク購入検討者にとって有益な情報も発信しています。
芦屋、南麻布、名古屋、横浜、福岡、浦和に店舗があり各店舗にはスポーツバイクメカニック=自転車技師が在籍しているので、実店舗で購入する場合も安心感があります。
ビチアモーレの特徴
- 登録者数2万人超えのYou Tubeチェンネルがあり、購入検討者にとって有益な情報も発信している。
- 全国に7店舗
- 中古サイクルウェアを専門に取扱う店舗がある
中古ロードバイクのメリット
価格の安さはもちろんですが、価格が安い=質が悪いという事ではなく、中古であるがゆえのメリットを紹介します。
コストパフォーマンスは◎
現行モデルでも中古は定価の6割〜8割程度の相場で販売されており、機能や性能に変わりがある訳ではないので、圧倒的にコストパフォーマンスに優れているのは明らかです。
コンディションは購入前にしっかり確認する必要はありますが、美品や新古品と呼ばれているコンディションが新品に近いものはお買い得と言えます。
掘り出しものがあるかも
ハイエンドバイクの前所有者は上級者の場合が多く、上手くライドされてるため転倒傷などもなく定期メンテナンスもされており、コンディション良好なものが比較的多い印象です。
宝探しのような感覚でコンディション良好なハイグレードなバイクを探すのも中古購入の醍醐味と言えます。状態において展示品級(新品と大差がない)の中古が販売されている事も。
コンポーネント、ホイール構成はさまざま
新品をメーカーから購入する際は、ハイグレードなフレームにはハイグレードなコンポーネントがセットアップされていますが、それと同様にエントリーグレードのフレームにはエントリーグレードのコンポーネントをというように、「コンポーネントはもう少しハイグレードのものが良い」という方にはもの足りない販売形式になっています。
例えば、中古の場合は前所有者がミドルグレードのSHIMANO Tiagraをベースに一部パーツはSHIMANO 105をセットアップし、ホイールはMAVIC製のような、いわゆる”MIX”と呼ばれている異なるグレードをセットアップした完成車など上記で紹介した掘り出しものを探すような感覚で自身の希望が叶うものが見つかる事も。
中古ロードバイクのデメリット
あくまで前所有者が使用してたもののため、大小は異なりますが消耗品等の摩耗、フレーム、パーツの劣化がある事は前提です。
中でも特筆すべきデメリットと思われる点を紹介します。
メンテナンスは必須と考えておく方がベター
各ショップで販売前にメンテナンスは当然されていますが、フレーム以外にもディレラーやワイヤー、チェーンに至るまで全てのパーツが中古である事がほとんどですので、購入後の一定期間は問題なくライドできますが、ギアチェンジの入りが鈍い、ブレーキシューの摩耗でブレーキの効きが悪くなったなど、新品と比べると当然、消耗品の劣化も進行していますのでメンテナンスが必要になるまでの期間は新品と比べると短くなります。
自身でメンテナンスを行うか、お住まいから近隣にメンテナンスを依頼できるショップを見つける事が必要です。
試乗ができない場合がある
サイズ感を確認するために実際に試乗したいところですが、在庫を実店舗に展示しているネットショップとそうでないショップがあるため、ネットショップで販売されているものが必ずしも試乗できるとは限りません。
実店鋪が複数ある場合は他府県に実在庫がある事も。
ネットで購入する前に試乗ができるかショップに確認するのひとつかもしれません。
無料保証が無い
中古ロードバイクショップは、製造・販売を行っているメーカーではないため品質の不備による保証はほとんどの場合が無く、有償での保証サービスがあるショップもあるので直接問い合わせて頂くのがおすすめ。
中古ロードバイクを購入する際の注意点
特に上で紹介したデメリットを踏まえて中古ロードバイクを購入する前に確認しておくべき注意点のまとめです。
サイズの確認をする
フレームサイズ、ハンドル長、ステム長、クランク長などライドに影響が大きい部分に関しては本来、フィティング・試乗を行い選択するものなので、初めてロードバイクを購入される方は、お知り合いのロードバイカーにアドバイスを頂いたり、メーカーショップで実際に試乗させてもらうなどして自身にあったサイズ感を理解した後に、ネットショップで購入する事がおすすめです。
特にフレームのトップ、ヘッド、シート、ダウンチューブの長さは重要です。
ネットショップの商品詳細ページにはスペックの記載があるので必ず確認するようにしましょう。
外観状態など特記事項が無いか確認をする
上で紹介している5つのショップの商品ページには必ず外観状態の説明が記載されています。
商品写真では目視できない傷等がある場合があるので、 こちらも必ず確認するようにしましょう。
メルカリやヤフオクなどフリマアプリ
メルカリやヤフオクにも中古完成車、パーツ等が多く出品されています。
ヤフオクのストア登録しているショップの場合は、返品や交換など注意事項の記載があるので、後のトラブル回避のために確認は必須です。
個人出品者からの購入の場合、商品不備等で後々トラブルの可能性がある事は理解しておきたい点です。
フリマアプリで中古ロードバイクを購入する前に確認すべき点
- 出品者が高評価を多く獲得しているか確認(=信用できる出品者かを確認)
- サイズ記載がない場合は質問する
- 写真では目立つ傷があるように見えて、説明には記載がない場合は質問する
- 送料はどちらの負担なのか確認する
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます!
筆者は「コスパ的にも状態が良ければ中古で十分」という考え方ですが、新品が良いという方も当然おられます。
中古を選択される方は、デメリットをよく理解された上で、ベストなロードバイク選びをされる事を願っています。
今回紹介させて頂いたショップはいずれも10年以上の運営実績があり、信頼のおけるショップでありますが、メンテナンスにおいては自身で行えるようにするか、ショップに依頼するなど安全性には十分に注意して下さい。
それでは最高のロードバイクライフを♪