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ロードバイク初心者のためのギア比計算方法と選び方-目的にあったギアを選ぼう!

ロードバイクのギア比計算方法と選び方

ギア比って何?
ギア比ってなんだか難しそう・・

ロードバイクに乗り始めた初心者の方にとって、ギア比の概念や選び方は少し複雑に感じるかもしれません。しかし、目的や脚力によって適切なギアは異なります。ギア比の概念を理解する事で適切なギア比が選択でき快適な走行とパフォーマンス向上を見込むことができます。

この記事では、初心者でも理解しやすい具体的な例を交えながら、ロードバイクのギア比について詳しく解説します。

ギア比とは?[基礎知識]

ギア比とは

ロードバイクのギア比とは、フロントギアとリアギアの歯数比で、ペダルを1回転させたときにホイールが何回転するかを表します。
ギア比が大きいほど、ペダルを1回転させるのに多くの力が必要になりますが、進む速度も速くなります。
ギア比が小さいほど、ペダルを1回転させるのに必要な力は少なくなりますが、進む速度も遅くなります。
ただ単に「ギア比」という言葉だけでは、具体的な意味が分かりづらいと思いますので、以下に詳しい解説を記載します。

ギア比の計算方法[基礎知識]

ギア比の計算式

ギア比はフロントギアの歯数をリアギアの歯数で割った数値です。

ギア比の計算式

フロントギアの歯数 ÷ リアギアの歯数 = ギア比

例①
フロントギアが50T(※歯数はT(teeth)で表します)、リアギアが16Tの場合のギア比は以下の通りとなります。

50 ÷ 16 = 3.12

ギア比は3.12ですので、ペダルを1回転すれば、ホイールが3.12回転する事になります。

例②
フロントギアが32T、リアギアが21Tの場合のギア比は以下の通り。

32 ÷ 21 = 1.52

ギア比は1.52となり、ペダル1回転でホイールが1.52回転します。例①よりも少ない力でペダリングできますが、同じペダルの回転数なら進む距離は短いという事になります。

ギア比の一覧表[基礎知識]

以下の表は横軸1行目がフロント(クランク)の歯数縦軸1列目がリア(スプロケット)の歯数です。
(※表の数値はフロント(クランク)の歯数÷リア(スプロケット)の歯数)

ロードバイクギア比一覧表

ギア比の選び方

基本的に平地の場合は、スピードを出すためにハイギア(フロントは大きなチェーリングとリアは小さなスプロケット)が一般的で、例えばフロントギア50Tリアギア11Tなどの組み合わせが該当します。
この場合のギア比は4.54と大きく、ゆったりポタリングするには少し高いギア比になるため、フロント50Tは変えずリアは16Tなどリアギアを変速するなどし、目的に合わせて調整して見て下さい。

坂道の場合はローギア(フロントは小さなかチェーリングとリアは大きなスプロケット)が基本で、例えばフロントギアは34Tリアギアは一番大きな28Tといった組み合わせです。この場合のギア比は1.21とかなり小さい数値。

クランクやスプロケットには同グレードに歯数が違うモデルがありますので、ご自身が普段走られるシチュエーション、脚力にあったモデルを選択する事が重要です。

GCN JAPANさんのYou Tubeチャンネルでギア比の概念を元にギアの選び方をわかりやすく解説されていましたので、ご参考下さい。

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ギア比×ケイデンス×タイヤ周長=速度

ギア比の概念を元に速度を算出する事ができます。

事前の知識として、ケイデンスとタイヤ周長を知っておく必要があります。

ケイデンスとは[基礎知識]

ケイデンスとは、1分間にクランクが何回転したかを表し、単位はrpm(revolutions per minute)です。例えば1分間に90回クランクを回転させた場合は90rpmと表現します。

このケイデンスにギア比とタイヤ周長をかけ合わせると速度を計算する事ができます。

タイヤ周長とは[基礎知識]

タイヤ周長とは、タイヤ外周の長さのことで、サイコンなどにはこのタイヤ周長を正確に入力する事で速度や距離を測る事ができます。
※タイヤ周長の測り方は、Googleの「タイヤ周長測り方」の検索結果に出てくる記事等をご参考下さい。

速度計算の例

計算の例として、わかりやすくギア比は2になるようにフロントギア50T、リアギア25Tとしています。

ギア比 = 2(フロントギア50T/リアギア25T)
ケイデンス = 80rpm(1分間にペダル80回転)
タイヤ周長 = 2,135mm(700×23cのタイヤ)

2 × 80 × 2,135 = 341,600mm(=341.6m)/分 ← 1分間に進む距離
↓時間に変換
341.6m × 60分 = 20,496m(=20.496km)/時 ← 1時間に進む距離

上記の通り、時速は約20kmとなります。

この数値から言い換えるとギア比2で80rpmで漕ぎ続けると1時間に20km進める事になります。

ケイデンス、タイヤ周長とギア比をかけ合わせる事で速度を計算する事ができるため、事前に知って置くことで計画的にライドする事ができます。

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ギア比の調整に役立つツール

ギア比を求めるツールはインターネット上で「ギア比 計算ツール」とお調べいただくとメーカーや自転車愛好家の方がギアの歯数を入力するとギア比が計算されるツールを公開されています。

ギア比計算ツールと共に、ケイデンスやタイヤ周長を入力すると速度が計算されるツールも公開されていますので、ギア比選びに迷われてる方は活用してみて下さい。

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山田 貴時SECOND ROAD査定担当
ロードバイク買取専門店SECOND ROAD(セカンドロード)の査定担当。ロードバイクの査定歴6年のプロ査定員。組み立てからメンテナンスも行う、メカニック嗜好でロードバイクをいじるのが大好き。ロードバイクに関するお役立ち情報を業界人ならではの目線で発信しています。